小倉名画座②のご案内
九州唯一のゲイ映画専門館です。
北九州の玄関・小倉駅からすぐ近く。九州各地のほか山陽地区からもいろんなタイプの方が集まる、いつも元気な映画館です。
近くには24時間営業の飲食店や宿泊設備などもあり、各世代のみなさまにご愛顧頂いてます。ぜひお気軽にお越しくださいませ。
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営業時間と入場料金
●年中無休・連日19時まで営業
※全日 11:00 ~ 19:00
※イベント開催日の営業時間にご注意ください。
●ご入場料金
入場料金/②のみ通常入場券 1,500円
入場料金/①+②周遊入場券 2,000円
※年齢に関係なく均一料金です(会員割引はありません)。
上映映画のご案内
【上映期間】 11月5日(水)~18日(火)
佐藤寿保監督の初期代表作で、人間の愛と憎しみ、そして禁断の欲望を描いた衝撃的ドラマ。姉を奪った義兄に犯された少年タカシは、憎しみながらも次第にその男に惹かれていく自分に苦悩する。愛と憎悪、罪と快楽の狭間で揺れる心の闇を、独特の映像表現と繊細な心理描写で描き出した。碓田清司の妖しいまでの美しさと、佐藤監督の実験的なカメラワークが融合し、後の問題作へとつながる“原点”として高く評価される。人間の深層欲望を鋭く抉る傑作。
■【CINEPO.com】にてセルビデオ(DVD・VHS)絶賛発売中!
◆スタッフ・キャスト◆
[監督]佐藤寿保 [脚本]夢野史郎 [配給]ENKプロモーション
[出演]佐野和宏、碓田清司、萩尾なおみ、池島ゆたか、かしば武司 ほか
【同時上映】
(11/5~) 光る少年
小倉名画座②探訪記
さて、東から始まったこの「全国映画館探訪記」、いよいよ今回が最終回。九州へ到達です。
2006年5月、福岡にあった福岡オークラ劇場が閉館し、今回訪れた小倉名画座②が九州唯一のゲイ映画専門館になってしまったんですね。九州男子なんていう言葉があるぐらい、九州というのは男っぽいイメージがありますので、期待を込めて、JR小倉駅に降り立ちました。
目指す小倉名画座は、南口を出て、少し西の方へ入ったところ、昔からの賑やかな繁華街にあります。駅から歩いて5分ぐらい、近いです。
3階建てのこじんまりとした映画館ビル。ここもノンケポルノ映画館と一緒になっているので、あまり抵抗感なく入れます。
1階で切符を買って、ゲイ映画の方は右側の階段から2階へ上がります。なお、小倉名画座では会員証サービスは行っていないそうですが、その分入場料は安く設定してあるので、割高感はありません。
で、2階へ行くと、すぐに場内へのドアが。中へ入りますよ。
場内は広くなく狭くなくといった感じで、ただ椅子席を少なめにしてあるのが目を引きます。いわゆる後方の立見席のスペースが広いんです。そしてトイレの辺りにはちょっとした衝立があって、ハッテンのアプローチには最適な感じがしましたね。で、盛り上がってきたら、パテーションで完全に区切られているボックスがあるので、そこへ移動ですね。このボックス、場内にあるので、映画の中の喘ぎ声と、現実の声がクロスして興奮しそうです。事実、取材中にも見事なコーラスが…。
映画館の周囲は、いわゆる庶民の繁華街ですので、美味しそうな匂いが漂ってますし、その後の食事やデートにも最適。深夜になっても、映画館は毎日朝まで営業してますんで、また戻ってというのも可能と、目一杯楽しめそうな気がします。
3月にはショーもありますよと、劇場の方がおっしゃってました。そのときは九州各地から皆さんいらっしゃるようで、九州男子の熱気に包まれることでしょう。う~ん、羨ましい。
そんなことを思いながら駅に戻ったからでしょうか、駅前で見付けた無法松のブロンズ像が、やけに眩しかったのですが…。







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